5/18の中国新聞紙面にて『広島大学仏教青年会110年の歩み』の記事が掲載されました。
仏教をバックボーンに人格成長を念願した 近代日本の教育者と青年たちの魂の記録!
広島大学仏教青年会創設110年を記念に出版。
仏教を通じて受け継がれてきた歴史がまとめられています。
広島大学名誉教授 松田正典氏をはじめ10名が編集作業をすすめ出版に至りました。
読みやすくまとめられ、寄稿文や年表など、わかりやすい内容となっております。
安芸門徒の伝統にも触れる貴重な資料としてもご活用しただける一冊です。

-記事内容-
「仏教青年会」広島大110年誌 広島大の卒業生や教員たちでつくる広島大仏教青年会が、創設110年の足跡をたどる記念誌を作った。仏教を通じて受け継がれてきた人づくりの歴史、地域に広がる活動をまとめた。
「広島大学仏教青年会110年の歩みー近代日本精神史の記録」という。広島大の前身である広島高等師範学校時代の1905(明治38)年、故西晋一郎教授が「学生仏教研究会」を結成。それから現在に至るまでを、時代ごとに8章に分けて紹介している。
「戦前篇」では浄土真宗安芸門徒の支援を受けて開いた仏教講座や座禅会を通じ、多くの学生を育てた経緯を記す。「戦時期・戦後篇」は原爆投下で停滞した活動が49年の新制広島大学の発足とともに故白井成允教授によって再興した歩みを記録。「活動・行事」では今も続く読書会、少年錬成会などの活動を伝える。
同大名誉教授の松田正典さん(81)が90年に建立された仏教青年会館(東広島市)の思い出をつづるなど会員4人が寄稿。宗教と平和について語り合った過去の座談会も収録した。
2015年に110年を迎え、松田さんたち10人が編集作業を進めてきた。松田さんは「地域に開かれた大学の仏教青年会の歩みだけでなく、安芸門徒の伝統にも触れる貴重な資料となった」
